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松山の金貨は「国を越えた恋」日本人女性とロシア人捕虜

2010/02/09 17:51

松山市の中村時広市長は9日の記者会見で、松山城二の丸跡の井戸で発見されたロシア人の男性捕虜と日本人とみられる2人の名前が刻まれた1899年製ロシア金貨について、日本人は近くの病院で勤務していた女性看護師の可能性が高いと発表した。中村市長は「国を越えての恋愛を社会が許さず、金貨に2人の思いを凝縮したのかもしれない」と話している。松山市教育委員会によると、当時の海南新聞(現愛媛新聞)に、2人が恋愛関係にあったことや、関係が引き裂かれたことをうかがわせる記述があった。日本人について市は当初、金貨に「タチバナカ」と刻まれているとしていたが、その後、「チ」ではなく「ケ」と読める細い下書きを発見。「タケバナカ」という人物がいなかったかどうか調べると、1904年の海南新聞に「竹葉ナカ」という看護師がロシア人捕虜を収容していた病院に勤めていたことが報じられていた。

【共同通信】